koboでPDFファイル
を利用するための情報がないなぁと思っていたんですが。なんだか接続してマウントされたドライブ=kobo Touchのメモリエリアにコピーすれば見えているらしき記述が。
私の所では全く認識せず、kobo Touch上に現れないのはMacでコピーしたからでしょうか。
その確認のためにPCに繋ぐのが面倒だった(目の前にあるんですけどね)ので、micro SDHC 16GBに同じPDFをコピーして、それをkobo Touchに挿入してみました。
なんだか、micro SDカードをスキャンするのに時間がかかりましたが、登録終了したようです。
しかし、ホーム画面の「読書中」表示が真っ白。表紙の絵があるはずの所をタッチすると、本の内容に切り替わりますので、そこにあることはあるらしいんですが。
「ライブラリ>本」で表示させると、リスト表示されますがやはり表紙の絵は空白。どうやらPDFはこうなってしまうようです。
また、テスト用PDFとして、もはや定番の趣もある(株)Jコミの「ラブひな」を表示させてみましたが、解像度の関係でそのままでは今ひとつ。
PRS-350の時は、90度回転させて、ページの上半分を読んで下半分をよんで、そのまま次のページの上半分に…と言うように連続してページ送りボタンで読むことが出来ました。
kobo Touchでも同じようにすればいいかなと思って、まず90度回転。ページ全体が縮小されて表示されますので、ズームアイコンで幅方向をフィットさせます。すると、ページの真ん中あたりが拡大表示されます。いけてませんねぇ。
それは良いとして、この状態で全体を見ようと思うと、タッチでスワイプ?ドラッグ?して見るしかありません。それに、幅いっぱいでフィットさせたはずなのに、左右にも動いてしまいます。何より、一度縮小してページ全体を表示するほかにページをめくる手段がありません。
これじゃ、PDFによる所謂自炊データを読む端末には使えませんね。専用に画面解像度ぴったりに調整したモノ以外は。
さらに、ページめくりをしたとき画面の書き換わらない部分があり、古い表示が残ったままになります。eInk特有の表示ののこりではなく、本当に書き換えていない様子。
なんだかタッチの反応も鈍いし、どうにもバギーです。出荷前テストは、どうやら適当で済ましているみたいですねぇ。ぱっと見で分かるような不具合が残っているんですから。
なんというか、かなり残念な出来のようですね、kobo Touchは。もっと操作性の検討をして、しっかりデバッグをして出しましょうという反面教師ですね…。
Posted: 7月 23rd, 2012 under Books, Computer, Electoronics Gadgets.