バーチャルマシン
Sunのバーチャルマシン(VM)、VirtualBoxがリリースされました。無料です。もちろん、サーバーバージョンは有料で、Sunはそれで商売をするのでしょう。でも、我々一般ユーザには無料のデスクトップ版で十分です。
VMなんて何に使うのかというと、私の場合はMacを使っていますから、Mac OSでは動かせないアプリや対応していないWebサイトの閲覧のため、VM上でWindowsを動かしています。
Windows版もあります。Windowsを使っている人も、バックアップ&リカバリーのために使うとか、怪しげなソフトを動かしてみる環境に使うとか、それなりに利点はあるでしょう。興味があればLinuxなんかを手軽に試す環境としても使えます。もちろん、SunのSolarisも。OSまで含めてみんな無料で手にはいるのですから良い時代になりました。WindowsはOSのライセンスに要注意ですが。私はもちろん正規のライセンスで使用していますよ。
今のところ、まだWindowsのセットアップ中ですが、速度はParallelsよりVirtualBoxの方が早いかも知れません。しかし、ホストOS(つまりMac OS)の側のパフォーマンスが結構落ちるようです。これはトレードオフでしょうから仕方ありませんね。設定次第で調節可能かも知れませんけど。
Mac OSとVM上のWindowsとのインテグレーションはParallelsの方がずっと密になっていて便利ですが、VirtualBoxでもすごく困るほどではないですね。必要最小限の機能は備えています。用途次第でしょう。
これで安定度や互換度合いが高くてパフォーマンスに問題がないようならParallelsから移行しても良いかなぁ。
Posted: 6月 29th, 2008 under Computer.