オーディオラック
材料だけ用意して、ずっと手つかずだったオーディオラック組み立てました。こんな感じです。
ナラ集成材を寸切りボルトで止めただけと、とてもシンプルな構造です。もちろん私オリジナルではなくて、ネットで見かけて、これだ!ということで採用。板はカットした物を注文したため、後は穴を開けてボルトナットで組み立てるだけ。
その、「だけ」が大変でしたけど(^_^;)。まずナラ材は堅い。そこに今回、しっかりした物を作りたかったため、板厚は奮発して25mm。そして20mmの寸切りボルトを通します。そのため21mmの穴を開けるのですが、普通のドリルでは無理。電動インパクトでないとトルクが足りません。
手持ちのコードレスインパクトがあるのでそれで作業を始めましたが、インパクトの音が超うるさいので、すぐに自宅での作業を断念。自宅室内でインパクト音が響き渡ると、それはもう苦情間違いなしです。インパクトの力で切り込んでいきますから、加工中ずっとですから。
幸い、アジア部品で場所を借りて作業させてもらうことが出来ました(いつもありがとうございます)が、バッテリ2本使い切ってようやく穴開け完了という感じでした。それにしても木って堅いし重いし取り扱いが大変ですね。
組み立ては簡単だけど大変。見ての通り、棚板とナット&ワッシャは当然途中から入れることは出来ません。ですから、順々に差し込んで、手でナットをぐるぐる回して…と言うことになります。そういうものだと言うことは最初から分っていたんですけど、1時間ほど延々手でナットをぐるぐる回していると、いい加減嫌になりますね(^_^;)。
本当は板には面取り加工をしてオイルフィニッシュをして…とか思っていたのですが、そんなことを言っているといつまでも部屋に板が転がったままになりますので、とりあえず組み立ててしまうことに。このとりあえずというのがそのままずっと、になるのは火を見るよりも明らかですが。もう機器を乗せてしまいましたし。
出来は中々だと自己満足に浸っていますが、少し手を入れる必要がありますね。ラックの下には移動できるようキャスターを付けたのですが、棚板の3点支持と同様、キャスターも3つで作りました。しかし、置いてある分には問題ないんですが、移動させようとすると、慎重に動かさないと転ぶ可能性があります。機器を入れたら空荷の時ほど不安定ではなくなりましたが、地震など考えるとやはりちょっと不安です。そういえば昔のオート3輪とかはよく転んだらしいなぁなんて。
キャスターは同じ物を買ってきて、4輪にすれば良いだけで簡単なんですが、もう積んでしまった機器を一度降ろして、もう一度積んで配線し直すことを考えると、ちょっと目の前が暗くなります。
思いつきで始めてしまうので、こんなことはいつもなんですけどね。もっと計画的にしないといけませんね〜。
これで、今まで使っていたグラグラのおんぼろ安物ラックはお役ご免です。バラしましたが、スカスカのフラッシュ構造で、そりゃグラグラするよなぁと言う感じ。いい加減古いですしね。これの処分がまた面倒ですね。まあ粗大ゴミとして出すだけですけど。
元々はしっかりしたラックは買うと高いので作ることにしたんですが、結局本格的なラックの安いのを買うのとあまり差が無い価格になってしまいました。主に木の板を贅沢したせいですけど。集成材じゃなくて合板にすれば、だいぶ安くできますが、その場合は仕上げを綺麗にしないとみすぼらしくなりますしね。
結局なんだかんだ言って、お金を出して良い物を買ってくるのが一番のような気がします。
といいつつ、懲りずにまた自分で色々やるでしょうけど。
Posted: 3月 8th, 2009 under Electoronics Gadgets, General.