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LEAP MOTION

LEAP MOTIONLEAP MOTIONというデバイスが送られてきました。もちろん、買ったから送られてきた訳ですが。ずいぶん以前に、多分WIREDか何かで紹介されていて、プレオーダーか何かをしていたので何気なく注文しておいたと思います。かすかな記憶では。

最初にプレオーダーしたときには、割とすぐにリリースされる予定だったのだと思います。まだアイデアだけの、資金集めのための話題作りというものには積極的に乗るつもりはないので。アメリカとかではそんなベンチャーが結構沢山あるみたいですよね。

しかし、たしか、予定の頃になったら延期するみたいな連絡が来て、プレオーダーを継続するか?とか聞かれたような。まあその頃にはすっかり忘れていたんですけど、せっかくだからそのまま継続して置きました。

それが、7月22日にリリースの運びになったようです。

LEAP MOTIONで、どんなデバイスかというと、モニタの前の下辺りに置いて、上でジェスチャーをするとそれに従ってコンピューターに入力がされるというものですね。

言ってみれば、おもちゃです。コンピューターを利用するのに、腕を持ち上げてジェスチャーなんぞしていたら、腕が疲れてしょうが無いでしょう。その点で、昨今のタッチパネルディスプレイにも否定的な意見を持っているのですが。

ならなんでそんなものを?というと、まあ面白いかなというだけです。技術的に。マイクロソフトのKinectとは似て非なるもので、デスクトップ用ですし仕組みも異なるようです。

LEAP MOTIONデバイスのドライバをインストールすると、AppStoreみたいなオリジナルユーティリティーのストアアプリが立ち上がりました。元々いくつかのアプリがサンプル的に入っていて、その他、フリーのアプリもあり、数ドル程度の有料アプリもあります。取りあえず無料のものを追加でいくつかダウンロードしました。Google Earthをフライバイしたり、NewYorkTimesをジェスチャーで読んだり。まあ、そうする必然はないものばかりですが。おもしろいけど、遊んで終わりみたいな。

写真は、チュートリアル用のソフトの一画面。片手にカメラを持っているので左手だけ映っていますが、両手を差し出すと、両手を認識して絵が出ます。動かすと、3次元的に認識している様子が分かります。デバイスの大きさの割に広い範囲を認識していますね。

ゲームの入力デバイスとしては良いかもしれません。デモビデオにはFPSをやっている奴とか有りました。しかし、確実で緻密な入力が出来ないので、じつはFPSには向いていないように思います。もっと感覚的なものが良いんでしょうねぇ。

これそのものがメジャーな入力手段になることはなさそうですが、表に現れない形で複合的に使われるようになる可能性はあるかなぁって感じですね。私は残念ながら上手い応用方法が思いつきませんが、世の中にはいろんなアイデアを持っている人が居るので、もしかしたらブレイクするかも知れません。

こういういろんなテクノロジーでうまい商売を思いついて、ベンチャーで成功するような人は凄いなと思いますが、ごく一部の成功者の陰には死屍累々たる荒野が広がっている訳で(^_^;)。なんて言うか、頑張ってそっちを目指そうなんて言う気にはなれませんね…。

まあ、平穏に、自分の好きなことを楽しんで生きていくのが一番ですよ。仕事で成功するのが生きがいなら止めやしませんが、私はそうじゃないので。自分のしたいことが出来るだけの収入が有って、自分のしたいことが出来るだけの暇があるんでなければ、どっちかだけでは不幸だと思います。今私はそういう意味で不幸です…(-_-;)。