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ようやく

インフレも終わりに近づいたのでしょうか?全然物価は下がってねー!と思った人、確かにそうですね。これからも私たち庶民は厳しいでしょう(^_^;)。

じゃあなんのインフレが終わりかというと、車の大きさ。

遙か昔から、新型車が出るたびに少しずつサイズアップ、排気量アップしてきていますよね。普通の乗用車が。ずっと以前はともかく今は、乗る人間は減っているはずだし、どんどん体が大きくなるわけじゃなし、道は年々成長して広くなるなんて事はないわけだし、もちろん、駐車場だって勝手に広くなる訳じゃない。

なのになんで車だけ、同じ名前なのにだんだん大きくなるのかな?というのはやっぱり感じますよね。もちろん理由はわかっていますけどね。売る方はまえのより良いですよという理由が欲しいわけで。買う方も、前より立派な奴に乗りたいわけです。

それは当然の欲求ですけど、実際もうそろそろデカすぎるだろうという正気に返った(笑)人々が出てきたとか、景気が良くならないから懐が寂しいとか様々な要素が絡んで、車をどんどん「立派」にしても売り上げが伸びないのが現状。油の値上がりや、原材料の値上げでメーカーも材料コストを下げたいとか、そういう問題もあります。

それで、ここらで小さいから燃費も良いというエコブームと石油高に乗っかったイメージ戦略で売り上げを伸ばすという方向性で行くことにしたのだろうと思います。まあ、自動車を乗り換えること自体反エコですし、そもそも所有することも反エコですけど、そこを突き詰められるとメーカー自体危うくなるので、そういう意味でも矛先を逸らす自衛の意味もあるのでしょう。努力していますよと。

で、トヨタがiQとか言うミニミニカーを売り込みに来ています。Responseと組んで自動車ジャーナリストに大量に試乗させて、記事(と言う名の広告ですね)を書かせて宣伝していたのが目につきました。小さい車にしても単価を下げてしまうと儲けが少なくなるので、そこはトヨタ、それなりの値段で出すことを考えているようです。小さいけどプレミアムなんて言っていますけど。

さてさて、本当に思惑通り行くかどうか。ある程度の成果は上げるでしょうけど、根付くかどうか。トヨタですから、プリウスのように体力で乗り切ってしまうかも知れませんね。近頃ようやくハイブリッドは各社追いついてきましたが、ミニミニカーはどうなるでしょうか。機構的には普通の車ですから、売れるとなったら各社どっと後追いを出してきてすぐ普及するかも、ですが。

まあそうならなくても、全体的に車はサイズアップに歯止めが掛かるんじゃないかなぁと思います。小さい車の方が好きなので、まあ喜ばしいことだと思います。

とはいえエンジンはデカい方が良いですが(笑)。だって運転が楽なんだもん。パワーがあれば電気モーターでも何でも良いですけど。