綿混
の靴下…じゃなくて。メンコン。今日はみなとみらいホールで新日本フィルのコンサートを聴いてきました。タイトルの通り、フィガロの結婚序曲、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト、そして田園という、とてもベタな(^_^;)プログラムです。
だいぶ前に発売になってすぐチケットを買ったと記憶していますが、聴きたかったのはメンコン。ソリストは矢野玲子。4月にチャイコンを聴いてなかなかだったので。指揮者は金聖響。どんな指揮者かこちらも一度聴いてみたかったし。
日曜昼のみなとみらいホールというのが良くないのか、花火の日だからか、そもそもプログラムがベタすぎるのか、会場はかなり空席が目立ちます。うーん。もっと埋まってないと演奏者も気分が乗らないのじゃないかと気になります。プロなんですから、どんなときでもベストを尽くして欲しいものですが、音楽という物はテクニカルな面ですべてが決まるものではないですからね。やはり聴く方の熱も移るのではないかと思うのですが。
さて、実際の演奏はどうだったかというと、メンコンはなかなか良かったかと。実は全曲生で聴くのは初めてです(第一楽章のみは聴いたことありました)が、やはり良いですね。この曲は大好きなので。
テンポは私の一番聞き慣れているハイフェッツのCDの演奏よりちょっと遅め。割とソリストがテンポを振っているように思いましたが、もちろん指揮者もオケもちゃんと合わせてきていました。演奏表現はむむ…と思うところもありましたけど、コレもソリストの個性なんでしょうね。まあみんなが同じでは面白くもないですからそれでよいと思います。まぁ個人的な好みではもう少し軽快さが欲しいと思うところ有り。
田園は曲自体は特に好きではないのですが…演奏はこれも良かったと思います。金聖響の指揮は明快で演奏しやすそうな感じ。いや、私は演奏できる訳じゃないのであくまで感じですけど(^_^;)。
あ、フィガロの結婚序曲とアンコールのアイネクライネ・ナハトムジーク第2楽章も良かったですよ。たぶん。私はモーツァルトの曲自体がどうもアレなので。嫌いってわけじゃけしてないんですけど。
全体的には、満足です。満足の90%はメンコンで出来ています。10%は田園で出来ています。って感じかな。
Posted: 7月 20th, 2008 under Music.