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kobo

楽天が買収した電子書籍の会社カナダkoboですが、日本へ本格進出ですね。書籍フォーマットもEPUB3で、専用のリーダー以外にMacもiOSもWinもAndroidも対応ソフトを用意するという、国内の機器メーカーが主導の電子書籍業者がユーザーの突き上げで渋々対応しだした点はあっさり超えてきています。まあ後発ですから当たり前ですが。

専用端末も電子ペーパーで、値段を思い切って安くしたのは良いと思います。端末をネットするのにも使いたいとかカラーで動画を…なんて人は最初から電子書籍リーダーなんぞ買わずにAndroidタブレットとかiPadとか買うでしょう。カラーの奴も出すらしいですけど、一応全部そろえておきましょう的な事はやめた方が良いと思うんですけどね。カラーの書籍の再現はどうせまだまだどんな機器でも不十分なんだし。

あとは自由度の問題ですが、Rabooというもう一つの楽天の電子書籍サービスと紀伊國屋書店はReaderストアと相互接続しています。koboも当然対応するのだと思いますが、そこに言及していないところを見ると、まだ対応できていないのではないでしょうか。もししているなら当然得意げに(^_^;)、こんなにオープンです!と言っているはずですので。

この点が解決して、発表通り本当に殆ど全ての出版社の合意を取り付けていると言うことなら、そろそろ本当に電子書籍で不自由しない時代が近づいているのかも知れません。

肝心の書籍の価格設定が未だ不明ですが、これは今までと大差ないんでしょうね。紙の本にしかない良さと電子書籍のメリット(沢山持ち歩けることぐらい?)を比較すると、もう少し電子書籍は安くして欲しいところですが。ただ、カナダの業者なので消費税を取らないというのが多少は売りになるかも。国は税金を取ろうとしているらしいですが、よその国の業者にどうやって請求するつもりでしょうかねぇ?

Amazonのkindleも国内販売されるようですし、今年は電子書籍が本当に立ち上がる年になるのかも知れませんね〜。

とりあえず、端末をSONY Readerから乗り換えるかどうかはしばらく様子を見てからでしょうか。値段が安いので策略にはまってkobo touchを衝動買いしそうですが…。