ボストン交響楽団
5月9日は、久しぶりにサントリーホールにコンサートを聴きに行ってきました。
(と言うのを書いて、下書きのままでした…(^_^;)
ボストン交響楽団、指揮はシャルル・デュトワ、バイオリンのソリストはジャニーヌ・ヤンセン。
指揮者は、ロリン・マゼールの予定でしたが、アクシデントにてドクターストップがかかったとのことで、急遽変更になりました。そのため、払い戻しが行われましたが私はそのまま聴きに行きました。
今回、席はステージ下手の2階、オケの真横から見下ろす席です。こういう席は音のバランス的には良くないでしょうけど、なんせ演奏も指揮もよく見えますので、臨場感は最高。
まずは序曲。なかなか良い感じでスタートです。演奏は綺麗に揃う感じではないですが、生き生きした感じとでも言いましょうか。最近あんまり聴きに行っていないので、余計に良く感じたのかも。
次は、私の大好きなチャイコフスキーのバイオリン協奏曲、私の好きなジャニーヌ・ヤンセン。これまた、とっても楽しみました。うーん、良いですね!パワフルな音楽で。
拍手さめやらぬところで、ソリストのアンコール。一転してシックにバッハの無伴奏。いや、聴かせますね。表現力豊かです。J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004から 「サラバンド」
休憩を挟んで、メインはベルリオーズの幻想交響曲。生での演奏は初めてというか、そもそもこの曲をきちんと聴いたこともありませんでした。オケの準備中から、なんだか凄い大編成です。そりゃ聴く機会も少ないよね…。これをやろうと思ったら大変でしょうね。
演奏は、善し悪しは正直曲をよく知らないので分からないんですが、なんとも派手で楽しめました。盛り上がりと迫力が凄いです。こういう曲も良いですね。大いに盛り上がりました。
アンコールもなかなかにちゃんとした演奏で、聴かせました。ビゼー:『アルルの女』第2組曲から「ファランドール」です。指揮者かオケかそれとも両方か分かりませんが、まじめなんでしょうねぇ。アンコールはさらっと、ってパターンも良くあるのに。
全体的に、とっても満足度の高いコンサートでした。チケット高いんですから、これくらい楽しめないと元が取れませんけど(^_^;)。
そういえば、駐日大使が来てたみたいです。パンフレットにも何か書いてましたが。アメリカ大使館も目と鼻の先ですから、警備もしやすいことでしょう。
とっても満足して良かったんですけど、やっぱりもっと頻繁に聴きに行きたいですね…。頻繁に聴きに行くと耳が肥えてきて演奏のアラが見えたりするので、時々の方が良いかもしれませんが…(笑)
Posted: 7月 4th, 2014 under Music.