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四次元?

実家に帰省しました。が、すぐ戻ってきました。ずっと居ても、正直やることはあまりないですしね。

で、帰省したとき、久々に合った友人と一緒に、地元にあるコロナワールドに映画を見に行きました。

予定していた訳ではなくて、話をしていて思いつきで。ここには、日本初という4DXというシステムの映画設備があるので、物珍しさで行ってきました。

どんなものか簡単に言うと、座席が動いたり、風が出たりという体感を増す仕掛けが映画に合わせて動くというもの。遊園地の体感アトラクションのような感じでしょうか。それが、フルの映画で動く訳です。

映画館と言えば、ポップコーンと飲み物を持ち込むのが定番です(まあ個人的にはせいぜい飲み物だけです)が、4DXでは、持ち込みを禁止はしていないものの、ご遠慮くださいというスタンス。

なぜかというのは、始まってすぐ判りました。思ったより激しい動きで、ものを食べるのは難しいし、飲み物も熱いものは無理!こぼして火傷するでしょう。そのような被害は責任持ちませんという事前説明がされていましたが、正直なめてました。もちろん夏なので、蓋付きストロー付きの冷たい飲み物ですから静かなシーンでなら飲めましたけど。

座席はかなり派手に動きますし、正面の仕掛けから顔に向けて風やシーンによっては水が吹き付けられます。これは思わず声が出ますね。激しい場面ではとても飲み食いしている場合じゃないです。

さて、肝心の映画はというと、パシフィック・リムという奴です。なんつーか、怪獣と巨大ロボットとマッチョとマッドサイエンティストとディストピアと落ちぶれたヒーローの復活と愛と犠牲と…というまあ、日本の特撮とアニメとハリウッドの混合物。普通の映画館でも2Dと3Dで上映されていますが、私としては、出来れば4DX、しかしわざわざ名古屋まで行けないならばしょうが無いので3Dで見るべきだと。

私の見た4DXでは映像自体はもちろん3Dです。映画館で初めて3Dモノを観ましたが、こういう映画には向いていますね、間違いなく。というか、まじめに演技とかストーリーとかテーマとか味わうタイプの映画じゃないのは、はじめから明らかですからね…。頭空っぽにして楽しむ必要が有ります。引いちゃうと、突っ込み所は超満載の映画ですから(いや、引かなくても(^_^;)。しかし、そんなモノをいちいち指摘するなんて馬鹿馬鹿しいことで、それならば観るべきじゃないですね。

で、頭空っぽにして楽しむには、3D、さらに4DXはホントに良いシステムでした。でかさを演出するのには3Dで強調するのが効果的ですし、画面でロボットと怪獣が殴り合い(!)をすると、座席がそれに合わせて(もちろんロボット側に合わせて)振り回されますし、慣れた頃に非常に効果的に、ヘッドレストから耳元にシュッと風が吹き付けられたり、背もたれからどつかれたり。

いやー、楽しみましたよ。たぶん、映画としては普通に2Dで金払って観たら、不満の残るレベル(何を期待するかによりますけど)だと。でも体感アトラクションのシナリオとしてはかなり優秀でしょう。普通の映画料金にプラスで払う金額は結構なものですが、まあこれなら満足です。

また機会があったら行っても良いなぁ。なるべく頭悪い(^_^;)映画で、年一回ぐらいなら(笑)。