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アルメニアってどこ?

それはここ。ってことで、アルメニアフィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。

プログラムはこれのAプログラムです。

パンフレットが変形サイズだからスキャンできないじゃん、と言う文句は置いておいて、今回のお目当てはシェヘラザードです。

私はこの曲が好きで、ここ数年クラシックを聴くようになってからずっと気にしてチェックしていたのですが、それなりに知られている曲だとは思うのですが、この曲がプログラムに有るのを見つけたのは初めて(他地方ではあったかもしれませんけど)だと思います。他に全くなかったかどうかはともかく、演奏される機会があまり多くないのは確かなようです。

今回聴かないと、次にいつ生で聴けるか分かりません。どんなオーケストラか知りませんでしたが、まあチケットも高くないし、良いかと。いや、実はe+の得チケで買いましたけど。最初、会場が私の好きじゃない東京オペラシティなので見送っていたんですけど、安くなってたので。

まず、ハチャトゥリアン。私はCDも持っていませんしよく知らないかと思いきや、有名曲なのでどこかで耳にしているんですね。結構知っていました。とはいえ、良い演奏かどうか判断するのはちょっと難しいかな…。

次は、これもお目当てのチャイコフスキー。最近、この曲を含む公演を意図的に選んで聴きに行っています。だんだん耳が肥えてきたかも。ソリストのカトリーヌ・マヌーキアンという人は知りませんでしたが、パンフレットによるとカナダ人で、まだ26歳のようです。演奏は少しゆっくり目。ソロはテクニック完璧って感じではないですが、情感を持ってダイナミックに弾く感じ、でしょうか。素人のいい加減な感想ですが。結構悪くないというか、わりと好きな演奏でした。ちょっと後半疲れ気味な気もしましたが。オケの方は、決して悪くはないけど、うーんなんだかちょっとバランスが、、。ホールのせい?

休憩を挟んで、いよいよ本命。シェヘラザードです。バイオリンソロの、曲全体を通して使われるメインテーマが美しいかどうかがこの曲の重要なポイントだと思いますが、そこはまずまず…。物語に沿って、抑揚の激しい曲でもあります。オケ全体が大音量でなる部分も多いので、そこで上手くあっている事が重要ですし、各楽器のソロもありますので、そこで上手い下手が分かってしまう曲ですよね。所々ミスもあったように思いますし、バランスを欠く場面もあったように思います。特に木管のソロで不満が…。正直、すごく上手なオケとは言い難い様に思います。演奏全体がダメだったかというと、そんなことはなく、上手く曲の雰囲気は出していたと思います。

アンコールは、別プログラムに入っているダッタン人の踊りでした。アンコールとしては結構ボリュームがありましたね。実はコレが結構良かったりしました。

全体的には、コストパフォーマンスも含めて考えたら結構満足度高かったです。

それにしてもオペラシティはやっぱりダメ。音がもやもやして。何でここが音が良いと言うことになっているのか理解できません。もっと美しい響きのホールならもっと満足度が高かったのに残念です。