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チャイコフスキー

は男好き。ってそんなことはどうでも良いんですが、昨日はコンサートを聴いてきました。

パンフレット1000円

サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、チャイコフスキー・フェスティバル、テミルカーノフ70歳記念、という奴でした。

もちろん、タイトル通りオールチャイコフスキープログラムで、ヴァイオリン協奏曲と交響曲第4番。ヴァイオリン協奏曲のソリストは庄司沙矢香でした。

休み明けだからか、ちょっとチケットが高め(と言っても海外オケですし)のためか、席の埋まり具合は今ひとつ。2階席は少々空きが目立つ状態。

まずヴァイオリン協奏曲。私の目当てはこちらですね。ソリストの庄司沙矢香はかなりいいですね。今回は2階席の一番後ろでしたが、十分音も飛んできます。サントリーホールの音響の良さもあるでしょうけど。表現も豊かで、濃い味付けのオケにも負けずに聴かせてくれました。

客席も盛り上がり、ソリストのアンコールはJ.S.バッハの無伴奏…なんだっけ。コレも良かったです。

休憩を挟んで、本来のメイン、交響曲第4番。正直、この曲はなんか散漫な印象しか持っていないのですが。聴かせるフレーズは満載なのに、曲としての調和がないというか…。しかし、飽きさせないのは確かです。多分誰でも聴いたことがあるフレーズが山盛りなので。なんだかんだ言って私も好きですけどね。特に第三楽章。弦楽器がピチカートのみって、すごいですよね。そういうことをさせようってこと自体が。

私的にはあまり期待していなかったのですが、かなりいい感じの演奏でした。やっぱりロシアのオケだからでしょうか、チャイコフスキーにぴったりというか。指揮者とも息が合っていると思いました。

これまた拍手鳴り止まずと言う感じで、アンコール一曲目はエルガーの愛の挨拶。フルオケ版は初めて聴きましたが、いいです!そして、最後の曲はくるみ割り人形からトレパック。最後を締めるのにふさわしい曲ですね。指揮者は最後の部分は客席に振り返って、ジャジャン!で終わり。ノリノリでしたね。本当に70歳?とにかく、明るく楽しめたコンサートでした。うーん、満足。