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阪急電車

を見てきました。映画を見るのも久しぶりです。

ちょっと洗車しに町田まで足を伸ばしたのでついでに買い物も兼ねてグランベリーモールへ。

ついでと言っても、この映画がここの109シネマズでやっているから行ったというのもありますけど。

GW公開の映画なのに、舞台が関西のため、関東地区では全然やってないんですよ。109シネマズだとグランベリーモールだけ。ワーナーマイカルやTOHOシネマズは比較的多いようですけど。東宝の映画だからTOHOシネマズは当たり前か(^_^;)。

もちろん、阪急電車に親しみを持っている関西ほどは人が入らないでしょうけどね。実際、今日も公開初日でさらにGWにも関わらず、シネコンのなかでも小さい箱で上映で、それでも満員とまでは行きませんでしたし。

原作の小説はベストセラーなんですが、小説としてベストセラーでも活字離れの甚だしい昨今では世間一般に対してはその程度の影響度なんでしょうかね…。

もちろん私は、原作が非常にお気に入りだったので見に行った訳です。お気に入りだけに映画の出来に危惧を抱きつつ。

映画の出来は、結構良かったんじゃないかと。小説ほどディテールを説明出来ないですし、登場人物の多いオムニバス形式のお話ですし、時制も飛ぶのでかなり難しかったはずですが、違和感のない出来。

ただちょっと残念なのは、私の好きなエピソードが削られていたことと、どうしても役者の演技だけでは伝えられない部分を逃げている演出が気になったところです。まぁ演技をじっくり見せる趣向の映画じゃないですけどね。

あ、あとは中谷美紀が…単純に私の頭の中の登場人物のイメージと合わなかっただけで、別に嫌いだとかじゃないんですけど。小説を読んでいると勝手に自分の中でキャラクターができあがってしまいますから…。

結局どうなのかというと、原作小説があって比較的忠実な割に、総じて悪くない、けど、小説はもっと良いよ、って感じです。