TRON LEGACY
見てきました。IMAX3Dで。
左がTRON LEGACY、右がオリジナルTRONのパンフレットです。
オリジナルも映画館で見ていますが、なんせ’82年の事ですから、すっきりさっぱり筋書きは忘れていました(^_^;)。まあ続編と言っても、前の話は大まかに知っていれば十分という感じですが。
映画の感想としては、思えば遠くに来たもんだ、これにつきます。昔、あの映画に影響を受けた人は是非見るべきで、そうでない人は、まあ見なくても良いんじゃない?(笑)って感じでしょうか。
昔見た人以外は、もし見るなら絶対3Dで。出来たら音響も良い所で。IMAX3Dの有る地域の人は絶対これで。昔見た人は…やっぱり3Dが良いんじゃないかなぁ。
つまり、思い入れのオフセットがなければ3Dと音響と雰囲気ぐらいしか楽しめないんじゃないかなぁと(^_^;)。正直、筋書きはご都合主義というか、説明不足というか、破綻していますね。もっと映画の中で何故そうなるかの納得のいく説明があれば良いんですが、何の説明もなく物事が進んでいきます。
ディズニーらしく、悪者然とした奴はやはり悪者で、わかりやすくて良いですけど、何のひねりもありません。時間が足りなかったのか、思わせぶりに登場して自ら名前を名乗るキャラクターすらもあっという間にさよーなら。うむむ。
あまり良く覚えていませんが、オリジナルのTRONも筋書きはなんでそうなるんだ、っていうご都合主義で、あまり出来の良い物ではなかったように思います。当時中学生だった筈ですが、子供だましだと思ったような記憶があります(^_^;)
それでも気に入っていたのはつまり、ストーリーは二の次で、幕を開けつつあったコンピューター時代の先進的なイメージを具現化していたというその点が気に入っていたのでしょう。
そういう意味で、現代の映画で先進イメージを表現するのは当然3Dということになるのでしょう。3Dの効果は、なかなかだと思いました。違和感もないし、立体感や奥行き感もそこそこ感じられますし。
あまり極端に立体感を感じさせないのは、違和感を感じたり酔ったりする人がでないようにするためでしょうか。高いところから下を見ているはずの場面でもあの金タマ縮む感覚はありませんでした(笑)。
現代の実写部分は2D、グリッド内の世界は3Dと切り替わるのは、意図的でもあり、限界でもあるんでしょうね。見慣れた普段の世界をそのまま3Dにすると違和感があるからじゃないかなぁと想像します。
アラを探せばきりがないような、突っ込みどころ満載というか、そんな映画ですが、まあ私は、それでも満足です。オリジナルのTRONは思い入れのある映画ですから。
つまり結論は……シュレックでも見た方が良いんじゃない?ってことで(笑)
Posted: 12月 25th, 2010 under Movie.